www/linux-firefoxの日本語フォントのBOLD(太字)を有効化する

FreeBSDではemulators/linux_base-fc4でLinuxプログラムを動かしている場合、日本語の太字が表示できない。
なのでwww/linux-firefoxでサイトを見てると大抵細い字でしか表示しない。
ベースになってるFedora Core 4に付いてるlibXft.so.2.1.2が2バイト文字を考慮してない為である。


そこでlibXft.so.2.1.2を日本語パッチを当てたものに差し替えて日本語の太字を表示できるようにする。
なお、パッチを当てたlibXft.so.2.1.2は下記のURLから入手できる。
http://fun.poosan.net/sawa/index.php?UID=1126631001



左がパッチ適用前、右が適用後

libXft.so.2.1.2の差し替え

下記の通りにコマンドを入れる。
作業の流れは、「パッチを当てたxorg-x11-libsをダウンロード」→「RPMファイルを展開する」→「libXft.so.2.1.2だけ置き換える」である。

$ mkdir /tmp/fc4 && cd /tmp/fc4
$ fetch -o xorg-x11-libs-6.8.2-37.FC4.49.2.i386.rpm "http://fun.poosan.net/sawa/index.php?mode=download&aim=xorg-x11-libs-6.8.2-37.FC4.49.2.i386.rpm"
$ rpm2cpio xorg-x11-libs-6.8.2-37.FC4.49.2.i386.rpm | cpio -id
$ su
# cp usr/X11R6/lib/libXft.so.2.1.2 /compat/linux/usr/X11R6/lib

設定ファイルを編集

${HOME}/.fonts.confをこんな感じにする。
あくまでこれは一例。


  
    
      medium
    
    
      medium
    
    
      bold
    
  


あとはlinux-firefoxを起動して日本語の太字が表示されればOK。