SCIMを「漢字」キーで起動させる方法

FreeBSDの場合、SCIMはデフォルトではCTRL+「スペース」でしか起動しないので「漢字」キーでも起動するように設定する。

★最初に「漢字」キーのキーコードを調べる

X上でキーコードを調べるコマンド「xev」を使う。
端末上で「xev」とだけ打ち込むと下図の画面が出る。

ここで「漢字」キーを押すとキーコードが「49」だと分かる。

★次に${HOME}/.xinitrcを編集する

下記の通りにSCIMと漢字キーを設定する。

# SCIMデーモンの起動
export XMODIFIERS=@im=SCIM
export GTK_IM_MODULE=scim
echo '*inputMethod: SCIM' | xrdb -merge
scim -d &

# キーコード「49」に「kanji」を割り当てる
xmodmap -e 'keycode 49 = Kanji'

設定が済んだらXを再起動させる。

★最後にSCIMのパネルから設定を開く

「フロント」→「全体設定」のホットキーの枠内にある「開始/終了(T)」の所を「Control+space,Kanji」にする。
設定を終えてパネルを閉じれば「漢字」キーでSCIMの入力が出来るようになるはずである。