OpenBSDのパッチブランチを追いかける

OpenBSDで修正パッチを当てる手順。
アップデート情報はここで見える。
http://www.jp.openbsd.org/errata.html

Anonymous CVSでソースを同期させる

近くのミラーサーバに繋ぐように設定する。
Cシェルではsetenvを使う。

# export CVSROOT=anoncvs@anoncvs.jp.openbsd.org:/cvs


ソースツリーを用意してなかったらソースツリー全体を拾ってくる。
これはOpenBSD 3.9の例。
このコマンドは最初の1回しか行わない。

# cd /usr
# cvs -q get -rOPENBSD_3_9 -P src


2回目以降は代わりに下記のコマンドでソースツリーに更新のあった部分だけを拾ってくる。

# cd /usr/src
# cvs -q up -rOPENBSD_3_9 -Pd

システム全体の再コンパイル

カーネルを再構築して再起動する。

# cd /usr/src/sys/arch/i386/conf
# config GENERIC
# cd ../compile/GENERIC
# make clean && make depend && make
# cp /bsd /bsd.old
# cp bsd /bsd
# reboot


バイナリを再構築する。

# rm -rf /usr/obj/*
# cd /usr/src
# make obj
# cd /usr/src/etc && env DESTDIR=/ make distrib-dirs
# cd /usr/src
# make build