FreeBSDでXEmacs + Mewを使う方法

FreeBSD XEmacs

Emacs上で使うメーラの中にMewというのがある。
しかしXEmacsでの動作はサポート外でFreeBSDではMew+XEmacsの組合せのPortsは無い（昔はあったが）。


動かすには多少コツがいるのでメモを残す。

事前準備

  • editors/xemacs21-mule
  • editors/xemacs-packages

この２つを入れておけば多分大丈夫。

インストール

Portsが無いので自力でインストールする。
ここでは一般ユーザで${HOME}/opt以下にインストールする。


公式サイトからアーカイブを拾ってきて展開する。

$ fetch http://www.mew.org/Release/mew-5.1.tar.gz
$ tar -xzvf mew-5.1.tar.gz


mew-5.1/00readmeにインストール方法が載ってるので、その通りに実践する。

$ cd mew-5.1
$ ./configure --prefix=${HOME}/opt
$ make
$ make install install-info install-jinfo

設定

基本的にEmacsと同様に設定すればいいが、${HOME}/.xemacs/init.elに次の２つが無いと動かない。
ここが最大のポイント。

;; 何故かこれが無いと一部機能が動かない。おまじないだと思って書いておく。
(eval-after-load "timer-funcs" '(require 'timer)

;; XEmacsにMewの場所を教える。これは当り前。
(setq load-path (cons "~/opt/lib/xemacs/site-lisp/mew" load-path)

あとは普通にMewの設定をすればとりあえずメールの読み書きは出来る。