FreeBSD+WineでWindowsプログラムを動かす方法

Wineと言うのを使うとUnix上でもWindows用のソフトが動くんだが、
FreeBSDメーリングリストでwineの動かしかたが云々と言うのを見かけたのでWineの動かしかたをこっそり書いておく。導入にコツなんかあんまりないけど・・・

インストール方法

emulators/wineをportsで入れる。これだけ。

初期設定

ホームディレクトリに.wineディレクトリが無いのを確認してwinecfgを起動。

$ winecfg

するとホームディレクトリに.wineディレクトリが自動的に作られて文字化けしたWine設定画面が出る。
この段階ではまずかろうじて読めるOKボタンを押してwinecfgをすぐに終わらせる。
${HOME}/.wine/drive_c/windows/fontsに日本語フォントをぶち込む。(windowsからmsgothic.ttcとmsmincho.ttcを持ってくるのがベターか?)
再びwinecfgを起動すると文字化けが直ったWineの設定画面が出る。(下図。クリックすれば拡大して表示)

あとは「画面」「ドライブ」「Desktop Integration」辺りを適当にいじればいいと思う。初期設定は以上。

起動

${HOME}/.wine/drive_c/windows/、${HOME}/.wine/drive_c/windows/system32、${HOME}/.wine/drive_c/windows/Program\ Files辺りに動かしてみたいwindowsプログラムを入れる。
以下のような感じで起動させる。

$ wine c:\\Program\ Files\\Pinball\\pinball.exe &


2000やXPに標準で入ってるピンボール

(パスの通った場所ならこんなんでもOK。${HOME}/.wine/drive_c/windows/system32/winmine.exeの場合)

$ wine winmine &


おなじみのマインスイーパーもばっちり動く。