OpenBSD 3.9にApacheをインストールする
OpenBSD 3.9にローカルテスト用にApacheをインストールするメモ。
バージョンは、1.3系、2.0系、2.2系をインストールし、Listenするポートを別々になるように設定して、複数のバージョンを同時に起動出来るようにする。
下記URLはApache + PHPに依存する「iconv」、「GNU make」、「expat」、「GNU m4」、「bison」を入れるメモ。
http://d.hatena.ne.jp/SPR/20070106
以下作業手順
インストール
下記の通りにコマンドを入れる。
バージョンが新しくなったら、インストール先を変えずに古いバージョンに上書きする。
古いバージョンに上書きしても、設定ファイルhttpd.confは上書きされない仕様になってる。
★Apache 1.3
$ ftp ftp://ftp.riken.go.jp/net/apache/httpd/apache_1.3.37.tar.gz $ tar xzvf apache_1.3.37.tar.gz $ cd apache_1.3.37 $ ./configure \ --prefix=/usr/local/apache \ --enable-module=most \ --enable-shared=max $ make $ su # make install
★Apache 2.0
$ ftp ftp://ftp.riken.go.jp/net/apache/httpd/httpd-2.0.59.tar.gz $ tar xzvf httpd-2.0.59.tar.gz $ cd httpd-2.0.59 $ ./configure \ --prefix=/usr/local/apache2 \ --enable-so $ make $ su # make install
★Apache 2.2
$ ftp ftp://ftp.riken.go.jp/net/apache/httpd/httpd-2.2.3.tar.gz $ tar xzvf httpd-2.2.3.tar.gz $ cd httpd-2.2.3 $ ./configure \ --prefix=/usr/local/apache22 \ --enable-so $ make $ su # make install
設定
ローカルテスト用として動かすのに最低限の設定例。
httpd.confの内容。
★ポート
複数バージョンを同時に起動出来るように、バージョン毎に分ける。
# 1.3系 Port 8013
# 2.0系 Listen 0.0.0.0:8020 Listen [::]:8020
# 2.2系 Listen 8022
★ユーザ、グループ
デフォルトではバージョン毎に違う設定になってるのでnobodyに統一する。
User nobody Group nobody
★ドキュメントルート
３バージョン共に同じにする。
/usr/local/wwwディレクトリを作り、そこをドキュメントルートにする。
httpd.confに「/Apacheのインストール先/htdocs」となってる所が２箇所あるので、「/usr/local/www」に置き換える。
DocumentRoot "/usr/local/www"
# # This should be changed to whatever you set DocumentRoot to. #
★ログ
/var/log/apacheディレクトリを作り、各バージョンのログを１箇所に集めるようにする。
# 1.3系 ErrorLog /var/log/apache/error_log-13 CustomLog /var/log/apache/access_log-13 combined
# 2.0系 ErrorLog /var/log/apache/error_log-20 CustomLog /var/log/apache/access_log-20 combined
# 2.2系 ErrorLog /var/log/apache/error_log-22 CustomLog /var/log/apache/access_log-22 combined
