XEmacsのコマンド・メモ(起動・終了編)

XEmacsのコマンドのメモ。
起動と終了の方法と超初歩的な内容。

基礎知識

★キーボードの同時押し

「C-x」はCtrlキーを押しながらxを押すという意味。
「M-x」はメタキーを押しながら(ただし普通はパソコンにメタキーが無いので、ESCキーを押してから、もしくはAltキーを押しながら)xを押すという意味。
「M-C-x」は上記2つの組合せ。
「C-x C-c」は「C-x」を押したの後、「C-c」を押すという意味。

★困ったら「C-g」

最初に覚えるべきコマンド。
間違えて変な動作をして抜け出せなくなった時はこれを押す。
動作をキャンセルするコマンドである(viのESCキーと同じ)。

起動と終了

起動するには、シェルからxemacs [ファイル名]と入力する。

$ xemacs foo.txt


X Window Systemの専用ウインドウじゃなくて端末エミュレータ上で編集したい場合は、「-nw」オプションを付ける。

$ xemacs -nw foo.txt


ファイル名を入れずに起動した場合でも「C-x C-f」を押せば、一番下に「Find file: ~/」と表示されるので続けてファイル名を入力する。

Find file: ~/foo.txt


ファイルを操作するコマンドは下記の3つ。「C-x」の後にfile、save、writeの最初の文字と覚えておく。

  • 「C-x C-f」ファイルを開く
  • 「C-x C-s」ファイルを上書き保存
  • 「C-x C-w」ファイルに名前を付けて保存


XEmacsを終了させるには「C-x C-c」。closeのcと覚える。
ファイルに変更を加えてると、変更を保存するか聞いてくるのでyかnで答える(「C-h」でヘルプが見える)。やっぱり終了したくない時は「C-g」で戻れる。
nを選ぶと、さらに本当に終わるかしつこく聞いてくるので、yesかnoで答える。

まとめ

  • 起動するコマンドは、xemacs [-nw] [ファイル名]
  • 困ったら「C-g」で抜け出す
  • 「C-x C-f」開く(File)
  • 「C-x C-s」上書き保存(Save)
  • 「C-x C-w」名前を付けて保存(Write)
  • 「C-x C-c」終了(Close)