XEmacsのコマンド・メモ(文字の入力・削除)

XEmacs(Emacs)での文字の入力・削除のメモ。

文字の入力

★改行
  • C-m … 改行(Enterキーと同じ)
  • C-j … インデント改行
  • C-o … 改行の挿入(カーソルは移動しない)
  • M-C-o … 行の分割

「C-o」はopen-lineと覚える。


行の分割は、

hogehoge

hoge
    hoge

の様に分割される。

★タブ
  • C-i … タブの挿入
  • M-i … タブの挿入(tab-stop-list)

cc-modeでは「C-i」を押すと、行全体がインデントされる。
TABキーで必ずタブが挿入されるわけでもないので、確実にタブを挿入したいなら、「C-q TAB」と入力する。


「M-i」は変数「tab-stop-list」の値まで、タブかスペースで埋める。
デフォルトで「tab-stop-list」は、「(8 16 24 32 40 48 56 64 72 80 88 96 104 112 120)」にセットされている。

★その他
  • C-q … 直接入力
  • M-( … ()の挿入
  • M-) … 閉じ括弧に移動して改行

「C-q」はquoted-insertと覚える。
「C-q」の後には直接コントロールコードや8進数を入力できる。
例えば、エスケープコードを埋め込むなら、「C-q C-[」もしくは「C-q 33」と入力する。


「M-)」は小括弧以外にも使える。(2バイト文字の括弧にも)

文字の削除

  • C-d … 1文字削除
  • M-d … 1単語削除
  • BS … 1文字後ろに削除
  • M-BS … 1単語後ろに削除
  • C-x BS … 1文後ろに削除。
  • C-k … 行末まで削除。
  • M-k … 1文削除。
  • M-k … 指定文字まで削除。

「C-d」はdelete、「C-k」はkillと覚える。


「C-d」と「BS」以外は、キルリングに削除した内容が保存されるので、「C-y」を押すと、削除した内容が挿入される。


設定ファイルに、

(global-set-key "\C-h" 'delete-backward-char)
(global-set-key "\M-?" 'help-for-help)

と書いておいて、「C-h」でも1文字後ろに削除出来るようにしておくと便利。


「-nw」オプションで(端末で)編集してる時に、「M-z」と「C-z」を間違えて押した場合は、fgコマンドで戻す。


★以前に書いたメモ

移動・スクロール
起動・終了編